新型コロナウイルスの感染防止対策に伴って、多くの企業がテレワーク・リモートワークを導入しました。そんななか、これまで在宅勤務をしたことがなかった人にとって目下の課題となったのが、「自宅でいかに効率よく働くか」ではないでしょうか。
そのための必需品の一つが、高機能なワークチェアです。
そこで今回は、在宅ワークにオススメの人気オフィスチェアをご紹介します。
もくじ:
リモートワークの必需品、理想的なオフィスチェアとは?
1.ハーマンミラー Herman Miller
アーロンチェア
セイルチェア
2.ウィルクハーン Wilkhahn
ON
3.イトーキ
フリップフラップチェア
4.オカムラ
コンテッサ セコンダ(Contessa II)
シルフィー
5.コクヨ
ing
ファブレ
リモートワークの必需品、理想的なオフィスチェアとは?
まず、テレワークに使用するオフィスチェアを探すにあたり、押さえておきたいポイントは5つ。
・座面や肘掛けの高さ調節の幅が大きく、個々の体型に合わせやすい
・シートに体圧分散機能などがあり、腰への負担が少ない
・自宅のインテリアに馴染むデザインか
・肘掛けはあったほうがいい
・価格は10万円〜を目安に
1.ハーマンミラー Herman Miller
●ハーマンミラーとは?
ハーマンミラーは、アメリカミシガン州にある、老舗のオフィス家具メーカー。もともとは1905年に寝室家具メーカーとして創業しましたが、その後1923年にD.J. DePreeと彼の義父であるハーマンミラーが「スターファニチャーカンパニー」を買い取り、現在に至ります。
1950年代のいわゆるミッドセンチュリー時代には、ジョージネルソンやイームズ、イサムノグチといった気鋭のデザイナーたちとともに、さまざまな有名家具を製作。モダン家具メーカーとして、世界的に知られることとなりました。
人気オフィスチェアの大定番「アーロンチェア」
そんなハーマンミラーの代表モデルとして有名なのが、「アーロンチェア」です。人間工学に基づいて設計された高機能ワークチェアの先駆けとして知られ、世界で初めて背座にメッシュを採用したことが特徴です。
座る人の体型やシーンに合わせて細かく調整できる機能の充実もさることながら、理想的な体圧分散を実現したメッシュの張り地が腰への負担を軽減。腰痛を起こりにくくします。
ネット上での評価も高く、実際に腰痛に悩む方からの絶賛の声が多数。 12年もの長期保証がついていることも、人気の理由のひとつかもしれません。
ハーマンミラー アーロン リマスタード ライト 価格:¥123,200
Wilkhahn ウィルクハーン ON オン ミドルバック 可動アーム付
代表モデルは、2009年に登場した「ON」。PC作業の長時間化によるオフィスワーカーの運動不足に着目し、ドイツ国立ケルン体育大学との協働で、5年の開発期間を経て発売されました。
その特徴は、革新的な三次元シンクロメカニズム。体の左右の傾きに追従するため座面が体と平行を保ち、骨格のねじれや姿勢の固定化を軽減。この動きによって、座っているあいだも身体の代謝が促進され、「健康的に座る」ことが可能に。
また、高機能でありながら、シンプルでスタイリッシュなデザインのため、自宅の空間に置いても圧迫感がありません。
Wilkhahn ウィルクハーン ON オン ミドルバック 可動アーム付 価格:¥170,640
3.イトーキ
●イトーキとは?
1890年に伊藤喜商店として大阪府で創業した「イトーキ」。スチールデスクを中心にオフィス家具メーカーとして成長し、1983年にはチェア工場を新設。現在はオフィス空間にとどまらず、 公共施設や生活空間などさまざまな空間づくりを手掛けています。
長時間座っても疲れにくいオフィスチェア「フリップフラップチェア」
イトーキ デスクチェア オフィスチェア フリップフラップ 可動肘付
イトーキのおすすめは、折り紙の発想から生まれた「イトーキ デスクチェア オフィスチェア フリップフラップ 可動肘付 価格:¥98,130
4.オカムラ
●オカムラとは?
横浜に本社を置くオカムラは、1945年に航空製造の技術者を中心に、岡村製作所として創業。1950年には国内初のトルクコンバータ(流体変速機)の開発に成功し、これを搭載した国内初FFオートマチック車「ミカサ」の生産を開始。現在は家具生産をメインに、オフィス家具だけではなく商業施設やホームインテリアも手掛けています。